職種辞典 〜エステティシャン編〜

美容への関心の高まりから、街中には様々なエステサロンが並び、駅構内など気軽に立ち寄れる店舗でサービスを受けられるなど、エステサロンは身近な存在となりました。ここでは、エステティシャンの仕事について解説します。

4-2職種辞典_エステティシャン

美容への関心の高まりから、街中には様々なエステサロンが並び、駅構内など気軽に立ち寄れる店舗でサービスを受けられるなど、エステサロンは身近な存在となりました。ここでは、エステティシャンの仕事について解説します。

エステティシャンのお仕事とは?

エステティシャンとは、人間の美容に関する様々なサービスや技術を提供する専門家です。皮膚科学や生理学などの専門知識を用い、エステティックサロンなどで、自分の手や専門の美容機器を用いて施術を行います。

エステティシャンの仕事は大きく分けると、フェイシャルトリートメント、ボディトリートメント、脱毛の3つになります。サロンによって、これらを総合的に行っているところもあれば、いずれかを専門的に行っているところがあるため、サロンによって仕事内容や習得技術が異なってきます。

美容の悩みは人それぞれのため、お客様の来店目的や体の悩み、年齢、体質などを詳しく聞き取り、その人にあったサービスを提供します。

エステティシャンに転職するためには?

エステティシャンになるための決まったルートは特にありません。入社後の研修で必要な技術を習得できることが多く、未経験の場合でも積極的に採用しているサロンであれば転職が可能です。

しかしながら、エステティシャンは高い技術と知識が求められます。技術習得のための研修が営業時間終了後となることもあるため、事前に養成学校で基本技術を学んでおくことで、転職後の技術習得もスムーズに進むでしょう。また、エステティックサロンと提携している養成学校も多いため、卒業後そのままそのサロンに就職する、というパターンもあります。

エステティシャンの適性やスキルセット

まず大切なのは、「美容」に対してのあくなき興味、追求心です。

お客様自身が美容に対して関心が高く、美容に対しての知識を持ち合わせていることも多いため、専門家として深い専門知識が求められます。また、個室空間での施術などマンツーマンでの接客が多く高いコミュニケーション能力も求められます。

お客様の要望や疑問に対し高い専門性をもって答えるだけでなく、施術をしている間、お客様の話を聴くということも仕事のひとつです。また、肌というデリケートな部分に直接触れるため、施術効果を最大限に高めるためにもリラックスしてもらえることを心がけることは重要です。そのためにも「また次も来たい」と信頼を得られるよう関係を築けるかということも大切です。

さらに、体力に自信があることも必要です。特にボディトリートメントの場合は、施術は力仕事な上、ほとんどが立ち仕事になります。また、お客様の来店時間に合わせて夜遅くまで開いているサロンが多いため、勤務時間も長くなりがちです。日々の体調管理が非常に重要となります。

エステティシャンの魅力

施術後、お客様がきれいになるところを見られるのは、嬉しいものです。また、お客様から直接感謝の言葉をいただいたり、リピーターとして来店していただくことで成果を感じられる瞬間も、やりがいを感じることができるでしょう。そして、一度身に付けた知識や技術は、自分のものとなります。年齢や場所を問わず働くことができるため、経験や技術があれば、独立して自分のサロンを持つということも夢ではありません。

エステティシャンの年収や勤務形態について

年収について

一般的に月給は、18万円~22万円くらいです。平均年収は、30歳前後で300万円から400万円ほどになります。

サロンによりますが、歩合制度を敷いているところが多く、例えば目標売上を上回った分の数パーセントをインセンティブとして基本給に上乗せして支給されることがあります。働いた実績に応じて、収入を上げることも可能です。

勤務形態について

サービス業ですので、週末や平日の夜間、お客様が来店しやすい時間帯に開店しているサロンがほとんどです。そのため、勤務は土日勤務を含めたシフト制となる場合が多いでしょう。平日も、朝は少し遅めの開店であっても、夜間あるいは深夜帯までの営業も多く、1日の勤務時間が長めです。

休日が不定期な上、勤務時間が長いため、体力面の整えることが非常に重要です。人に癒しを提供する仕事である以上、自分自身の自己管理や、休日の有効な過ごし方を工夫することが大切になります。

まとめ

エステティシャンは、美容の専門家です。自分の持ち合わせている専門知識や施術を通じ、お客様が美しくリフレッシュした姿に変わる姿を目の当たりにできるとともに、その人から感謝されるという、やりがいのある仕事です。美容に対してのあくなき探求心を糧に、活躍することができるでしょう。手に職を持って独立を目指す方も、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。