転職で年収アップを狙う給与交渉のポイント

転職する際に、年収アップ、少なくとも給与の現状維持を考えている人は多いですが、給与交渉ができる場合と、すべきではない場合があります。ここでは、転職で年収アップを狙える給与交渉のポイントを紹介します。

給与交渉のポイント

転職する際に、少しでも年収の多いところで働きたい、少なくとも現状の給与は維持したいと考えている人が多いですが、実際には給与交渉ができる場合と、するべきではない場合があります。もし給与交渉ができる場合でも、いつどのように話すべきかを悩む方も多いでしょう。ここでは、転職で年収アップを狙える給与交渉のポイントをご紹介しましょう。

自分にとってチャンスとなる転職

自己都合だけでなく、勤務先の都合で転職を余儀なくされた場合も含めて、転職してどのような仕事に就きたいのかを考えてみてください。その際、箇条書きで項目ごとに書き出してみると分かりやすいでしょう。

次に、今の時点で自分が持っている能力や技術、人脈などをリストアップして、自分の強みや転職先でも役立つ経験やスキルを考えてみます。それらをフルに活かし、やりたい仕事に就くために転職するとポジティブに転職を考えることが、成功への第一歩です。

年収アップができない人・できる人

ただし職種を変えたり、他業界に行くなどの場合では、即戦力にならない場合があります。そのような場合には、会社に入ってから勉強する部分が大きいので、給与交渉は難しいと考えたほうがいいでしょう。

逆にいえば、自分が就きたかった仕事にキャリアチェンジできるのだから、一時的に年収は下がっても長い目で見ればキャリアが上がります。当然、長期的には年収が上がる可能性が大きいのです。

では、給与交渉ができるのはどのような人でしょうか?

それは企業側に付加価値を提供できる人や、勤務経験やマネジメント能力などを持っている人などです。そのような人材で、明らかに応募企業に貢献できると断言できる場合などは給与交渉をしても差し支えないでしょう。

自分で決める年収の最低ライン

転職では、家族がいればなおのこと、生活が成り立たないなどといった事態を避けなくてなくてはなりません。そのために、最低限この金額だけは譲れないというラインを知っておく必要があります。現在年収を把握するために源泉徴収票の税込金額を確認します。

ここで注意したいのが4月昇給企業に勤めていた場合です。源泉徴収票に記載されている税込金額はあくまでも昨年の実績です。つまり、1月から3月までの給与は昇給前の金額が反映されています。この期間の給与については自分で計算し直すことで正しい現在年収を知り、現状維持できる年収ラインを把握しましょう。

重要となるタイミングとアプローチ

多くの企業では、面接のどこかで給与体系について説明があります。しかし説明がない場合は自ら確認する必要があります。デリケートな問題ですので、タイミングとアプローチ次第では逆効果になりかねます。タイミング的には最終面接前に、年収の話をしておくと良いでしょう。例えば、「企業における給与体系」や「自分と同じキャリアの人だと年収はどのくらいなのか」「どういう働き方をしたら、いくらになるのか」など、間接的に質問します。また気になる点や要望があれば、タイミングをみて伝えておくことです。

人材紹介会社やヘッドハンターを活用

日本ではお金の話は切り出しにくいかもしれませんが、ノウハウや情報をつかんでいる人材紹介会社やヘッドハンターなどに、自分の口では伝え辛い交渉を委託してしまうのも賢い方法です。また企業によって求める人材は異なりますし、その人材に自分がマッチングしているのかなど、自分の価値を自分で把握するのは難しいものです。

仲介の立場に立つコンサルタントは企業と転職者双方の利益を考えて働いているので、客観的かつ的確な分析とサポートを受けることができます。信頼できる人材紹介会社を探して相談してみるのも良いでしょう。

まとめ

転職で年収アップを狙うためには、企業が求めている人物像や必要とされるスキルを考えたうえで、転職先で自分が貢献できることを具体的にアピールすることが必要です。さらに、自分のために時間を取ってもらうことへの感謝と誠意を持って話すと、交渉もスムーズに進むでしょう。

すぐに年収アップが見込めない場合でも、入社後の活躍次第で年収が上がる評価制度や査定などの昇給チャンスがあるのかを聞くことも、モチベーションを上げる要素になることでしょう。まずは応募企業にとっての自分の価値を理解し、最適なタイミングで給与交渉に臨みましょう。