転職活動をするなら在職中?退職してから?

転職活動をする際に有利なのは在職中でしょうか?それとも退職後でしょうか?もちろん、それぞれにメリットとデメリットがあります。自分に合った転職活動を進めるためにも、メリット・デメリットを確認しておきましょう。

6-3転職活動するなら在職中?退職後?

転職活動をする際に有利なのは在職中でしょうか?それとも退職後でしょうか?もちろん、それぞれにメリットとデメリットがあります。自分に合った転職活動を進めるためにも、メリット・デメリットを確認しておきましょう。

在職中に転職活動を行う場合のメリット・デメリット

メリット

在職中に転職活動をする場合のメリットは、収入を継続的に維持できるという点です。転職先が決まるまで、現職のお給料を受け取りながら転職活動ができるため、気持ちに余裕ができます。

在職中のまま転職活動をする人に対し、転職先企業側にはタイムマネジメントが上手な人という印象を持ってもらえることもあります。また、次の仕事に間を置かず移った場合、ブランクがある場合に比べて仕事の勘が鈍るということがありません。

デメリット

一方でデメリットは、時間管理の難しさがあります。面接になった場合、現職との折り合いを付けながら面接に行かなければならないため、面接時間の調整が難しくなります。また、面接準備に対し、十分に時間を割くことも厳しいでしょう。

在職しながら転職活動をする場合、転職先が決まるまでは、活動していることを会社に内密にしておかなければなりません。転職活動中であることが知られると、内定を得ることができなかった場合でも辞めるつもりであるということが伝わるので、退職しなかった場合、働き続けることが難しくなってしまうことがあるからです。

一般的には転職先の内定を確実に手にした後、現職の上司に退職する旨を伝え、退職時期や引き継ぎについて相談します。このとき、転職先の希望する入社時期と退職時期が合わない可能性があります。

少しでも早く入社してもらいたい転職先と、しっかりと引き継ぎをして退職して欲しい現職との折り合いが難しいからです。また引き止められて、辞めることの交渉自体が難航してしまうケースもあります。

退職後に転職活動を行う場合のメリット・デメリット

メリット

退職後に転職活動をする場合のメリットは、時間の融通がつけやすいということです。面接や入社時期など、転職先の希望に合わせて動くことが可能となります。既に離職しているため転職先企業側としては、在職中の人のように、退職交渉後に入社できなくなったというリスクがありません。

そして今後の仕事の方向性や生活設計を改めて見直し、向き合う時間があります。そのため、きちんと調べて検討できる余裕があります。また、面接準備をしっかりと行い、事前の対策を練る時間を確保することも容易です。

デメリット

退職後に転職活動をする場合、定期的な収入が途絶えてしまうことがデメリットとなります。失業給付を受けながら、という場合もありますが、それも期間が限られています。自己都合の退職の場合は、失業給付がでるまで約3ヶ月かかってしまうので、その期間の生活費などを予め用意しておくことを忘れないようにしましょう。

また、無職期間が長引いてしまうと応募先企業から仕事のブランク期間と捉えられ、即戦力とみなされなかったり、仕事が決まらないのには何か理由があるのではないか、というマイナスの印象を与えてしまうことがあります。

転職活動が長引いてしまうと、先行きの不安から妥協して転職先を決めてしまうケースもあります。

在職中?退職後?それぞれのメリット・デメリットを踏まえて決めましょう

以上のように、在職中や退職後それぞれの転職活動には、メリットやデメリットがあります。

収入を維持しながら、時間をかけて転職先を見つけるのであれば、在職中に転職活動をするのが良いでしょう。また、現職の仕事をこなしながら面接に行くなど、時間調整などが可能であれば在職中の活動が望ましくもあります。

それに対し失業給付を受ける、もしくは自分の蓄えに余裕があり、その中から生活費を捻出できる場合は、退職後に集中して転職活動をするという方法があります。これは在職中のままでは転職活動を並行して行うことができない場合に有効です。

その場合は、いつまでの生活費を捻出できるのか期限を決めて、あまり離職期間が長くならないように気を付ける必要があります。

どちらのスタイルが転職活動に合うのかは、その人の現職の状況や生活費などとの兼ね合いです。自分に合った方法をとって、転職活動を実りあるものにしていきましょう。