[転職市場パーフェクトガイド]2013年下半期、注目の業種は?

成長分野を志望することで、転職活動における選択肢が増え、チャンスが広がると考えられます。日本の時事問題や政治・経済活動をヒントに、2013年下半期の注目業種を探ってみましょう。

2013年下半期、注目の業種は?

転職活動をする際にどのような業種に着目しますか?伸びている分野と縮小している分野では、自ずと採用人員にも影響を与えます。成長分野を志望することで、転職活動における選択肢が増え、チャンスが広がると考えられます。

日本の時事問題や政治・経済活動をヒントに、2013年下半期の注目業種を探ってみましょう。

高齢化社会によって注目される業界

2013年9月に総務省が発表した人口推計によると、65歳以上の高齢者が総人口の4人に1人を占める時代を迎えたことが発表されました。今後もこの増加傾向は続くことが予測されます。

ここで注目すべきキーワードは「病院」「介護」「健康」です。

医師や看護師、医療事務といった、病院内で直接業務に携わるだけでなく、病院に医薬品や医療品、医療機器を提供する製薬会社や医療機器メーカーでも人材獲得は活発化することが予測されます。

また、介護業界の人員は慢性的に不足しています。増加する高齢者へのサービスの在り方は国の政策に密接に関連します。ニーズはあるものの離職率が高いとされる業界内の環境改善がどのようになされていくのかに注目です。この他にも高齢者の健康への関心の高さから、健康食品や健康関連施設などの市場拡大が見込まれます。

さらに税制改正おいて2013年4月に創設された、孫への教育資金一括贈与にかかる非課税措置を受け、教育資金贈与信託を目的とした商品に注目が集まり信託銀行の顧客が増加しています。株式市場の好況もあいまって、金融業界の需要も高まっています。

グローバル社会における日本製品の輸出に注目

もはや私たちは、人・モノの行き来が日常的に国境を越える時代にいます。その中で、日本企業は成熟した国内市場から、世界市場へと舞台を移行しつつあります。

電機や自動車といった、以前から世界市場で戦っていたメーカーに加え、新幹線や水道、電力といったインフラ企業が海外で案件を受注するケースが増えています。特にインフラの輸出は国が今後の経済成長の実現のために力を入れている分野です。またそれらを仲介する商社も好調が続いています。この他にも、先日打ち上げに成功した小型ロケット「イプシロン」は新興国からの需要が期待されており宇宙産業も盛り上がりを見せています。

被災地の復興支援事業やオリンピック需要に期待

被災地の復興支援事業は震災後2年を経過した現在も進行中です。新たなまちづくりや地域産業や商店街などの本格的な復興はこれからです。建設、不動産およびレンタル機材メーカーなどは引き続きニーズが高いでしょう。

2013年9月8日、東京が2020年のオリンピック開催都市に決定しました。7年後に向けて関連施設の建設が進んでいくでしょう。また、開催時期には国内外からの旅行者や関連グッズの販売による需要増が見込まれます。

世の中の動きに対して常にアンテナを

求人ニーズは世の中の政治・経済活動と密接に関わっています。今何が起きていて今後どのように変化してゆくか、日々の情報収集が大切です。新聞やニュースをただ眺めているだけでなく、そこから予測される将来、ニーズを、自分のキャリアに結び付け検討してみましょう。それはきっとあなたのキャリアアップにも繋がり、人生を豊かに展開していくための助けとなるはずです。

参考:
総務省「人口推計」
復興庁「東日本大震災からの復興に向けた道のりと見通し」