女性が仕事と育児を両立するためのノウハウとは?

女性が仕事と育児をより両立できるよう、地方自治体では、育児期の女性が働けるための様々なサービスを提供しています。ここではいくつかのサービスを解説していきます。

6-1両立ノウハウ

政府は平成24年6月に「女性の活躍促進による経済活性化」行動計画を策定し、男女雇用均等を推進しています。そして平成32年までに、女性の管理職の割合を30%程度とする政府目標も掲げていますが、女性の社会進出は依然として厳しい現状のままです。

そのため女性が仕事と育児をより両立できるよう、地方自治体では、育児期の女性が働けるための様々なサービスを提供しています。ここではいくつかのサービスを解説していきましょう。

ファミリー・サポート・センター事業

ファミリー・サポート・センター事業は、国の保育緊急確保事業として、各市区町村が実施しているものです。
この事業の概要は、育児のサポートを受けたい会員とサポートを行いたい会員を結び付けることで、地域の中で育児をしていくことの橋渡しを行っています。

具体的な援助活動は、子どもの保育施設までの送迎、保育施設や学校の開始前や終了後の預かり、市区町村によっては病児や病後児の預かり対応を行っています。

病児・病後児保育サービス

子どもが病気になり保育園や学校などを休ませなければならない時、仕事の予定があると非常に困ります。

その際に活用できるのが、病児・病後児保育サービスです。これは子どもが病中または病気の回復期で、保育園や学校などに通えない期間、保育園や医療機関などに併設された専用の保育室で預かってもらえるサービスです。

このサービスを利用したい場合、事前登録が必要です。各施設によって、対象年齢やどの程度の病気の症状の際に預かってもらえるのか、といった要件が異なります。

また、最近では自宅で病児保育を行ってくれる民間サービスも増えています。施設か自宅での保育か、ご自身が利用しやすいサービスはどちらなのかを事前に比較しておきましょう。

学童保育

学童保育とは、学校が終わった後や長期のお休みの間、親に代わって行う保育です。多くは各市区町村、特に各学校に併設されていることが多く、利用にあたっては申し込み方法や料金が決められています。

一般的な内容は、放課後に各指導員の元で宿題をしたり、遊んだりおやつを食べるなどですが、画期的な取り組みを行っている自治体や民間の企業が展開している例などもあります。

ベビーシッター

ベビーシッターとは、基本的にベビーシッターを斡旋する会社が、利用者の家庭に出向き、そこで子どもの世話をする民間のサービスです。

会社によって、料金やサービス内容などが異なりますので、十分に情報収集して利用する必要があります。なお利用にあたり、市区町村や公益社団法人全国保育サービス協会が情報提供していますので、それらを参考にすると良いでしょう。

また厚生労働省が、ベビーシッターを利用するときの留意点をあげていますので、そちらも一読することをお勧めします。

保育ママ

保育ママとは、両親が働いているなどの事情で保育所に入所できない、主に3歳未満の児童を保育する人の家庭で預かるサービスです。このサービスは、市区町村が設置しており、そこから認定された育児経験者などが保育ママとなっています。

エスク

エスクとは、ファミリー・サポート・センター事業のモデルとなった団体で、そのサービス内容は似ています。子どもを預けたい人と子どもを預かりたい人を結び付け、育児のサポートを実現するものです。預かる会員になるためには、育児の実績や経験が重視されます。

仕事と育児を両立するカギは、さまざまなサービスを知ること

働いている女性にとって、仕事と育児を両立することはとても大変です。まずは様々なサービスを知り、それを十分利用できる体制を整えることが、両立のカギとなるでしょう。